こんにちは
本日は、イギリスのビザ「YMS」についてです。
YMSとは、「Youth Mobility Scheme visa」の頭文字をとってYMSと呼ばれているビザです。
以前は、イギリスでもワーキングホリデービザがありましたが、2008年に廃止され同年にYouth Mobility Scheme visa(YMS)が開始されています。
ワーキングホリデーとの違いは、重たる目的が「ホリデー」なのか「就労なのか」です。
YMSビザでは、イギリスに最長2年間「滞在・就労・就学」することが認められています。
滞在について
「イングランド」「スコットランド」「ウェールズ」「北アイルランド」の4つの地域を併せてUK(イギリス)と呼び、この4つの地域の好きな所に滞在することが出来ます。
現地の方に聞いた結果、「UKに行きたい」と言うと「どこに?」と返答が来ます。
・「日本に行きたい」という所を「アジアに行きたい」と言ってるようなものだよ。
・間違ってはないけど、少し不思議な感じだよね。
と答える方も居ました。
日本人は、日常的にイングランドに行きたいという方は少なく「イギリス」と表現しますが、現地では「イギリス」と聞く事は、私の経験上ありません。
「UK」もしくは「United Kingdom」と言う事が多いです。
就労について
フルタイムの就労が認められているYMSは、現地企業で働けるチャンスです!
現実問題、現地企業はある程度の英語力を求められるので、ビジネス英語レベルがないと事務員や営業職として働くのは厳しいです。
YMSで多いバイト先は日本食レストランやアジアンショップ、日本語が必要な事務等の日本に関係するお仕事です。
その他にも、
現地のカフェやレストランなどの飲食店
ホテルやホステル、クリーニングなどのサービス業🏨
服屋さんやお土産屋さん等の物販です🛍️
「仕事が見つかる場所はどこですか?」とのお問い合わせもありますが、辺ぴな地域に行かない限りお仕事は見つかる可能性が高いです。
何カ月も仕事を探し続けているような話はあまり聞かないです。
就学について
情報が錯綜していますが、YMSでも就学する事は認められています。
YMSビザでは一般的に語学学校に行かれる方が多いです。
期間は、3カ月程度行かれる方が多くこの期間に家探しや仕事探し等を行い、イギリスで生活する為の基盤を作ります。
専門学校や大学、大学院に通いたい方は、YMSビザではなくて「学生ビザ」で申請するのが正しい方法です。
さいごに
英語の本場イギリスに住むことを憧れている方も多く、YMSビザは中々当たらないという事でも有名です。
10年間応募し続けても当たらない方もいれば1回目の応募で当選している方もいて、運に左右されます。
YMSは他国のワーホリ同様、応募でき年齢があるためYMSに応募しながら他国にワーホリに行かれる方が居ます。
特にアイルランドはイギリスから飛行機で1時間なので、「YMSに落ちたから、アイルランドのワーホリに検討している」というお問い合わせが多いです。
弊社ではアイルランド留学も取り扱っているので、アイルランド留学が気になる方も是非お気軽にご連絡くださいませ。